齋藤 研一 作品展 「Pottery Exhibition」
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齋藤研一さんの陶器の作品展を開催いたします。
大学時代の先輩であり、陶芸初心者な自分にも作る楽しさを教えていただいた指導員でもありました。卒業後も研さんの器を使うたびに、手になじむ土の質感を楽しんでおります。ぜひ桐生近隣の方々にも見ていただきたいと思い企画させていただきました。今回の展示では黒い器がメインとなるそうです。ぜひお手に取ってご覧ください。
大学時代から毎日20キロ以上粘土を捏ねていた。
4年前、追突事故にあってから利き手に力が入らなくなり、
作ることが、全くできなくなってしまった。
日々工房に行く、何もできない。絶望感しかなかった。
昨年暮れに、ようやく手にわずかな感覚が戻ってきた。
ロクロは粘土がおさえられない…
初心者以下の器しかできない…
その頃パンセさんから、声をかけていただいた。
どこまでできるかわからないが、やってみたい。
粘土を掘り、毎日利き手を鼓舞し
今日と言う日までなんとか来れた。
3年間のお休み期間で得たこともある。
やっぱり土をいじくっているのが好きなんだな
ということ。
このような緊急事態宣言下において
会を設けてくださったパンセさんに感謝いたします。
1人でも多くの方に見ていただければ幸いです。
齋藤研一
経歴
1980年生まれ
明星大学陶芸科卒業
2004年 色絵磁器作家 高橋紘工房にて学ぶ
2007年 陶芸工房 石干干craft
齋藤研一 作品展 「Pottery Exhibition」
2021.8.11wed-8.16sun
13:00open-19:00close
PENSEE GALLERY[群馬県桐生市本町3-3-1]
※会期中は作家が在廊いたします