大川幹夫 木版画 『色彩の共鳴と対比』
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桐生市在住の作家、大川幹夫の木版画展を開催いたします。近作を中心に22点が並びます。
一版多色版画、彫り進み版画、ステンシルの技法を使い制作され、刷る紙(和紙)を水・炭酸ガス・消石灰・カゼインを混ぜたものに浸して防腐加工するなど工夫がほどこされています。16歳の時に年賀状に版画を取り入れたことをキッカケに、独学で60年以上も制作されており、作品数のべ300点以上。現在も精力的に活動されています。学生の時に油彩を描いていたこともあり、モチーフや陰影の描き方は、油彩の描き方がベースとの事。抽象的にデフォルメされた形と奥深くかさなった色彩をどうぞご覧ください。
大川幹夫 木版画 『色彩の共鳴と対比』
2021/2.26(fri)-3.1(mon)
open 11:00-18:00
PENSEEGALLERY(群馬県桐生市本町3-3-1)
※会期中は作家が在廊しております
〈プロフィール〉
1941年 桐生市梅田町に生まれる
1961年 京都にてテキスタイルデザインを学ぶ
1992年 木版画制作を始める
1995年 群馬県版画家協会会員となる
1998年 Contemporary Japanese Printmakers(米ニューオリンズ)
1999年 Five Japanese Printmakers(米ニューオリンズMOFAギャラリー)
1999年 桐生ツカサ画廊にて第1回個展開催
それ以降、年2回のペースで個展開催
2003年 桐生市美術協会会員
2005年 版画フォーラム2005,2007入賞
2006,07年 第51,52回CWAJ現代版画展入選
2021年 桐生市梅田町にて制作活動