桐生市在住の作家、難波多輝子の絵画展を開催いたします。難波さんは近年、木版画の制作発表が主ですが、
2022年より再び描き出した油彩の小品を中心とした20数点を展示いたします。
四角や丸や三角の色の重なりから生まれてくる景色が見えてくることと思います。どうぞご覧ください。

statement
重苦しい夜が明けるのを待つあいだ、明日が明るい光に包まれるように、前を向き一歩踏み出すために今を見つめ直す。タイトルの「ひかりのほうへ」はこのような気持ちから生まれました。

パンセギャラリーの個展に向けて久々に多くの油彩画を描きました。
偶然に委ねることなく心の奥底にある形態や色彩を探り出す行為は、自分自身を問い直す作業のようで、遠くにおき忘れてきたあたたかなもののほうへ導かれていくようであり、わたしにとっての「ひかり」を問い直す時間でもありました。

ひかりのほうへ
難波多輝子絵画展

PENSEE GALLERY
パンセギャラリー
桐生市本町3-3-1
@penseegallery

2023年２月4日(土)〜26日(日)
毎週土曜. 日曜と第二金曜のみ回廊
12:00〜18:00
※会期中作家が在廊しております