ーシルエットー 村田佳彦 漆展
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桐生市出身(現在は富山県南砺市在住)の漆作家 村田佳彦の桐生では初めての個展を開催いたします。
村田さんは、富山県南砺市城端曳山祭の文化財修復に携わりながら自身の制作活動もされております。
金沢美術工芸大学で漆芸、長野県上松技術専門校で木工の基礎を学び、漆の黒がまるで影のようだ…との思いから、学生時代から「影」をテーマに、漆黒のオブジェを作り続けています。
山、水、風、鳥や動物など、自身が日常の中で感じた自然をモチーフに、楓や朴など無垢の木材から形を削り出し、伝統的な漆芸技法を用いて、伸びやかなラインが特徴的な作品を制作しており、今回の展示では、クモザルやカンガルーなど桐生が丘動物園で出会った動物たちもモチーフになっております。村田さんが、実際に対峙して感じたモチーフが、抽象的な曲線と立体的な形で表現され、表現と技術が折り重なった新しい試みが村田さんの作品にあると思います、ぜひ間近に感じて下さい。
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漆とはまったく縁のなかった私が漆と出会い、20年余りが経つ
これまで漆を通じて多くの方とのご縁があり
様々な仕事や作品発表の機会をいただいた
また文化財修復にたずさわり
漆本来の使い方である「信仰のための漆」を身をもって体感した
私の人間としての成長は常に漆と共にあり
その出会いは必然であったと思える
そして桐生に生まれたからこそ
漆に出会うことができ、今の自分がある
私を漆に導いた何かが、この地にきっとあるのだろう
村田佳彦
村田佳彦 MURATA Yoshihiko
1977年 群馬県桐生市生まれ 現在、富山県南砺市にて制作
2001年 金沢美術工芸大学美術工芸学部工芸科 卒業
2002年 長野県上松技術専門校木工科 修了
2005年 金沢卯辰山工芸工房 修了
2012年 富山県南砺市 城端曳山祭文化財保存修復に従事
2022年 全国山・鉾・屋台保存連合会 祭屋台等製作修理 保存技術会員に認定
ドイツ・イタリア・トルコをはじめ国内外の展覧会にも多数出品。
主なパブリックコレクションはミネアポリス美術館(アメリカ)
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ーシルエットー 村田佳彦 漆展
2022.6.10fri-6.16thu
11:00-18:00 会期中無休 作家全日在廊
PENSEE GALLERY(群馬県桐生市本町3-3-1)


