筑波大学大学院にエストニアから留学中のエリース・ラウルの写真展を開催致します。桐生にもご縁があり、よく訪れているエリースさん。どんな作品と出会えるのか自分も楽しみです。ぜひご覧下さい。

SAMENESS
オープン日時：10月11日(水) – 14日(土), 12:00-19:00

経歴：
Eliis Laul（エリース・ラウル）
1991年エストニア・タリン生まれ。Estonian Academy of Arts美術学部写真学科卒業ならびに同大学院現代美術学科修士課程修了。
日本政府(文部科学省)奨学金を得て現在は筑波大学大学院人間総合科学研究群博士後期課程芸術学学位プログラム在籍中。
主な個展に「Tokyo Screen」(Art Gallery T+、つくば、2022)、「The Skin of the City」(Vent Space、タリン、2021)、「Otherness」(Tallinn Photo Museum、タリン、2018年)など。

展示内容の紹介：
2020年より取り組んでいる「SAMENESS」シリーズは、私にとって終わりのない意識の流れ、あるいは視覚的な羅針盤のようなものです。私がどこにいようとも日々収集し続けている断片で構成されたこのシリーズは、ゆっくりと時間が過ぎゆくにつれそれ自体が奇妙な物語となっていきます。明確な始まりも終わりもなく、すべてが少しずつ違っているようでありかつ同じように見えるこの作品は、オープンエンドな問いかけであり、私を人生の旅へといざなう招待状であり続けています。